太陽光発電と土地
発電量を増やそうとする事に比例し、太陽電池モジュールを多く設置しなければいけなくなります。
では例えば、坪単価のすごく安い平地の土地を購入し、太陽電池モジュールを限界まで敷き詰めて、得られた電力を電力会社などに売った場合に利益を得る事は出来るのでしょうか?
これは決して不可能ではないのですが、もし仮に土地代が無料だとしても利益を得る事は難しいと思われます。
この場合はまず、利益を出すことより先に費用対効果で考えます。
設備を造るために費やした金額をどれくらいで回収出来るかと言う考え方です。
発電設備を造るためにはお金が必要となります。
実際に発電設備が稼働し、年間でどれほどの売電料金をえられるかを出し、設備を造るために使用した金額を割ると、何年で回収できるかがでます。
どれほどの投資をし、それに対しどれほどの収入があるか、これを費用対効果と言います。
かけた費用を回収出来る年数以上に、発電設備を運転出来たのならば、そこからが儲けになりますが、その前に設備が運転出来なくなってしまった場合赤字となります。
ただいまの日本における実情ですと、太陽光発電の発電システムの容量1kwでは、年間で1000kwh程の発電量が見込めると思います。
年間を通して日本はジメジメしていて、快晴の時間が少ないので発電量が少なくなってしまいます。
太陽電池モジュールの面積
発電用の太陽電池モジュールを設置する面積は、1kwにつき大体2、3坪としておき、約200坪の土地に設置するとします。
また発電システムの設置費用ですが、家庭用に容量が1kwの発電システムを造るため70万円ほどかかると言われています。
しかしこれは家庭用ですので、屋根の上に設置したりする為の工賃も含まれています。ですからここは1kwの発電システムで50万円としておきます。
そして肝心な電気料金ですが一般の家庭での電気旅金ですと、1kwhあたり20円~30円くらいが妥当な線だと思います。
これらの条件でざっと計算してみた所、年間200万円ほどの収入があり、初期投資費用を取り戻す為には約25年もかかる計算になりました。
さらには、メンテナンス費用なども計算していないので実際にはもっとかかる筈ですし、太陽電池モジュールの寿命などの問題もあります。
雨などが殆ど降らない砂漠などにくらべ、ジメジメしている日本は太陽光発電のシステムを普及は難しいのかもしれません。